基本の「すき焼きのタレ(割り下)」の作り方と割り下を使ったレシピ

タレ・ドレッシングのレシピ

すき焼きのたれは市販もされていますが、家にあるもので簡単に作れます。
甘すぎず、辛すぎず、おいしい割り下の作り方をご紹介します。
これですき焼きを作ると、浅草の某名店風の味になります。
すき焼きの他にも、親子丼、肉じゃがなど、何にでも使えます。

すき焼きのタレ(割り下)の材料

(作りやすい分量)

  • 醤油:120ml
  • みりん:90ml
  • 酒:60ml
  • 砂糖:60ml(大さじ4)※三温糖48g相当
  • だし昆布(あれば):5cm位

比率(黄金比)は
醤油:みりん:酒:砂糖 = 4:3:2:2

すき焼きのタレ(割り下)の作り方

【1】鍋にみりん、酒を入れ、火にかけます。
【2】沸騰させ、アルコール分を飛ばします。
【3】醤油、砂糖を加えます。
【4】砂糖が溶けたら火を止め、昆布を入れます。
【5】冷めたらできあがり。

すき焼きのタレ(割り下)のポイント

  • 冷蔵庫で1週間ほど保ちます。
  • 時間がないときは、冷まさずにそのまま(手順【4】まで)でも使えます。

すき焼きのタレ(割り下)を使ったレシピ

割り下を使った簡単でおいしいレシピを紹介します。

すき焼き

お好みの量の肉(牛肉、豚肉どちらでもOK)、野菜(ねぎ、春菊、椎茸)、その他(焼き豆腐、しらたき、お麩)を浅い鍋かフライパンに並べ、割り下をかけて、火にかけます。
肉と野菜に火が通ったら、できあがり。
シメは冷凍うどんをレンジで解凍して入れるのがおすすめです。

親子丼

鶏もも肉の皮と黄色い脂を取り除き、一口大に切ります。
玉ねぎは薄切りにします。
鍋に割り下を入れて火にかけ、煮立つ直前に鶏もも肉を入れます。
肉に火が通ったら、玉ねぎを入れ、軽く火が通ったら、溶き卵を回し入れ、お好みの硬さで火を止め、ご飯にかけます。
強火で仕上げると、卵がふわふわで美味しい親子丼になります。

肉じゃが

じゃがいも(お好みで男爵、メイクイーン、インカの目覚め、なんでもOK)は皮を剥いて大きめに、玉ねぎはくし切りに、しらたきは食べやすい長さに切っておきます。
鍋に割り下を入れて火にかけ、煮立つ直前にしゃぶしゃぶ用の豚肉か牛肉を入れ、ほぐします。
肉に火が通ったら、水とあれば赤ワインをおたま1杯ずつ入れ、じゃがいも、玉ねぎ、しらたきを入れ、蓋をして弱火で煮ます。
割り下だけだとちょっと甘めですが、赤ワインを入れると、味がしまって、豚肉も牛肉のような食感になるのでおすすめです。

肉ときのこのすき煮

鍋に割り下を入れて火にかけ、煮立つ直前にしゃぶしゃぶ用の豚肉か牛肉を入れ、ほぐします。
肉に火が通ったら、お好みのきのこ(椎茸、しめじ、えのき、舞茸)をたっぷり入れ、蓋をします。
きのこに軽く火が通ったら、できあがり。
ご飯にかけて、牛丼風にして食べるのがおすすめです。

豚肉とトマトのすき煮

鍋に割り下を入れて火にかけ、煮立つ直前にしゃぶしゃぶ用の豚肉を入れ、ほぐします。
肉に火が通ったら、ミニトマトか櫛形に切ったトマトを入れ、蓋をします。
トマトの皮が剥けて軽く火が通ったら、できあがり。
トマトの酸味でさっぱりとしたすき煮になります。
おかずにもおつまみにもおすすめです。

すきやきのタレ(割り下)まとめ

テレビ東京のドラマ『孤独のグルメ』で、豚肉のすき焼きのお店が紹介されていましたが、牛肉の代わりに豚肉を使っても美味しいすき焼きができます。

割り下を使う前は、食卓に醤油、砂糖、酒を並べて、鍋に注ぎ足しながらすき焼きを作っていましたが、味が濃くなったり、薄くなったり、しょっぱくなったり、甘くなったりして、なかなか定まりませんでした。
割り下を使うと、最後まで簡単に、安心して、すき焼きを食べることができるので、おすすめです。

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