ワインを飲みたいけれど、酔いたくない、という時ありませんか。
ノンアルコールワインなら、お酒が苦手な人、車を運転する人、妊娠中・授乳中の人でも、安心して飲むことができます。
アルコール分を含む普通のワインと比べて、味も香りも遜色ないものがいろいろあるので、お酒を飲む人も一緒に楽しむことができます。
そこで今回は、おすすめのノンアルコールワインをご紹介したいと思います。
ノンアルコールワインとは?
ノンアルコールワインとは、アルコール分を全く含んでいないか、アルコール分を含んでいても1.0%未満のワインのことをいいます。
ノンアルコールワインは、作り方によって次の2種類に分かれます。
製法 | アルコール分 |
アルコールを取り除く製法(脱アルコール製法) | 1.0%未満 |
アルコールを生成させない製法 | 0.00% |
脱アルコール製法のワインは、日本の規定では、アルコール分が1.0%未満の「ノンアルコール飲料」に分類されるものの、ごくわずかにアルコール分を含むことがあります。
お酒が飲めない体質・状況の方は、飲まないように注意する必要があります。
一方、果汁の糖分を減らす、醗酵を途中で止める、酵母を代えるなどして、アルコールを生成させない製法で作ったものは、アルコール分を全く含まないので、妊お酒が飲めない人でも飲むことができます。
ノンアルコールワインはどこで買えるの?
さて、このノンアルコールワインですが、実際に店で探してみると、意外と見つかりません。
ノンアルコールワインという言葉も定着してきているようですが、全く置いていない店もあります。
近所の大手スーパー(イトーヨーカドー)でも、以前は置いていたのに、取り扱いをやめてしまいました。
コンビニで売っているという情報もあり、コンビニに行くたびに探してみたのですが、見かけません。
私の知る限り、いつも置いてある店は、イオンモールにあるリカーショップ、カルディコーヒーファーム、成城石井です。
ノンアルコールワインの値段は高いの?
ノンアルコールワインは、手頃なものならボトル(720〜750ml)1,000円前後で買えます。
通販でまとめ買いすると、もう少し安く買えるかもしれません。
製法による値段の違いは特にないようです。
中には値が張るものもありますが、高価なものは、プレゼントにしたり、特別な日に飲んだりするのにいいかもしれません。
普段は手頃なもので十分楽しめると思います。
おすすめのノンアルコールワイン7選
今回は、数あるノンアルコールワインのうち、次の条件に当てはまるものをご紹介したいと思います。
- アルコール分が0.0%以下であること
- 手に入れやすいこと
- 値段が手頃なこと
※価格は2019年9月30日時点の情報です。販売店によって異なる場合があります。
スタッセン ヴィンテンス
ラベルに赤はメルロー種、白はシャルドネ種でつくった「ワインを低温低圧蒸留によりアルコール分を除去することで実現した本格的なノンアルコール・スティルワイン」とある通り、醸造したワインからアルコール分を取り除いて作られています。
「ワイン風飲料」とは一味違う、本格的なワインの味が楽しめます。
アルコール度数は0.0%です。
赤(メルロー)と白(シャルドネ)があります。
スパークリングタイプもあります。
カルディと成城石井で売っています。
750ml入りで1,380(税込)円です。
シャトー勝沼 カツヌマグレープ
アルコールを生成しない製法で作られた、国産のワイン風飲料です。
アルコール度数は0.00%です。
赤と白があります。
赤は、緑茶にぶどうとクランベリーが配合されています。
甘みはありますが、ワインの渋みや酸味はほとんどありません。
フルボディが好きな人には物足りないかもしれませんが、スッキリとした軽い味わいです。
イオンモールのリカーショップで売っています。
720ml入りで1,008円(税込)です。
アルプス プチヴァン マスターソムリエ高野豊セレクション
アルコールを生成しない製法で作られた、国産のワイン風飲料です。
アルコール度数は0.00%です。
赤と白があります。
ワイン用のぶどう、クランベリー、レモンが使われています。
ワインの渋み、酸味も少しあります。
イオンモールのリカーショップで売っています。
720ml入りで1,110(税込)円です。
ネオビュル デュク・ドゥ・モンターニュ
ベルギーのノンアルコールスパークリングワインです。
白とロゼがあります。
通常のワインと同じ製造方法で作ったワインからアルコール分だけを除去しています。
残存アルコール度数は0.0%です。
本格的なスパークリングワインの味が楽しめます。
ミニボトルは、アカチャンホンポで売っています。
フルボトルは、店頭では見かけませんが、通販で売っています。
ミニボトル(200ml入り)は432円(税込)、フルボトル(750ml入り)は1,380円(税込)です。
ヴァン・ドーム クラシック
これは超おすすめのスパークリングワインです。
白ワインからアルコール分を抜いて作られています。
辛口でスッキリ、ノンアルコールワインにありがちな甘みが全くありません。
ヨーロッパや宗教上の理由でお酒が飲めないイスラム圏など、世界中の高級ホテルや航空会社でも出されているそうです。
プレゼントにも喜ばれると思います。
成城石井で売っています。
750ml入りで1400〜1500円です。
成城石井 シャメイ ノンアルコールスパークリング
ワイン醸造用果汁100%(炭酸ガス含有)のスパークリングジュースです。
レッドグレープ、ホワイトグレープ、アップルの3種類があります。
レッドグレープは主にメルロー、ホワイトグレープは主にシャルドネ、アップルはシードル用りんごを使って作られています。
スパークリングワインの「雰囲気」を楽しめます。
(ただし、果汁ゆえにどうしても甘さがあるので、スパークリングワインの切れ味を求める方には、上のヴァン・ドームがおすすめです。)
成城石井ほかスーパーでも売られています。
750ml入りで690円(税抜)です。
ピュアポム
ノンアルコールのスパークリングジュースです。
レッド・グレープジュース、ホワイト・グレープジュース、アップルジュースの3種類あります。
大人向けの「シャンメリー」とも言えますが、果汁100%(炭酸ガス含有)なので、砂糖の甘さではなく、果汁の甘さが楽しめます。
カルディで売っています。
750ml入りで471円(税込)です。
ノンアルコールワインのおすすめの飲み方 スプリッツァー
ノンアルコールワインは、そのまま飲んでももちろん美味しいのですが、よく冷やしたノンアルコールワインを炭酸水で割った「スプリッツァー」もおすすめです。
赤でも白でも、おいしく作れます。
ワインと炭酸水の比率は、お好みですが、1:1くらいがおすすめです。
スパークリングワインを飲みたいけれど、一旦ボトルを開けたら飲み切らないと、炭酸が抜けてしまうのでちょっと・・・という時に、スパークリングではないノンアルコールワインでぜひ試してみてください。
ノンアルコールワインのまとめ
ノンアルコールワインは単独で飲んでも、食事のお供にしても、楽しめます。
外食すると(主にファミレスですが)、ノンアルコールビールを置いてくれているお店は結構ありますが、ノンアルコールワインを置いているお店はほとんどないので、置いてくれたらうれしいな、結構需要はあるのではないかなと思っています。
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