離乳食のおかゆ、どうしていますか?
私は炊飯器で炊いています。
赤ちゃんが一度に食べる量はほんの少しなので、どんなに少なく炊いても余ってしまいます。
そこで、小分けして冷凍することにしたらとても便利。
今回は、基本の白がゆのレシピと、おすすめの保存方法をご紹介したいと思います。
また、おかゆを炊くことができない時に便利な、市販の白がゆのおすすめもご紹介します。
まずは白がゆのレシピから。
白がゆ氷の材料
(10倍がゆ、作りやすい分量)
- 米:0.5合(75g)
- 水:750ml
白がゆ氷の作り方
【1】米を洗います。
【2】炊飯器の釜に米と分量の水を入れます。(「おかゆ」の目盛りに合わせてもOK)
【3】「おかゆ」モードで炊飯します。(吸水時間は不要です)
【4】炊けたら、軽く混ぜ、子どもの月齢に合わせてほどよい固さにすりつぶします。
- 初期(生後5〜6か月):完全にすりつぶす
- 中期(生後7〜8か月):少し粒が残る程度にすりつぶす
- 後期(生後9〜11か月):すりつぶさない(全がゆ)
- 完了(生後12か月〜):軟飯
【5】容器に小分けして冷凍します。
白がゆ氷ポイント
- おかゆをすり鉢ですりつぶすのはけっこう大変なので、あればフードプロセッサーを使うと便利です。
- 月齢に合わせて、おかゆを炊く時の水の量を減らしてください。
- 製氷皿は、離乳食用のものがおすすめです。
普通の製氷皿と違って蓋がついているので、冷凍庫に重ねて入れておくこともできます。
(レシピは、この製氷皿で約2皿分の分量です。) - 冷凍庫を過信せず、作ったものは1週間を目安に食べ切ってください。
保存容器のおすすめはこちら↓
一回分ずつバラで保存するタイプの容器もありますが、おかゆを容器に入れるのも、容器を洗うのも少し手間がかかるので、容器がつながっている製氷皿タイプの容器がおすすめです。
市販の白がゆ
と、ここまで白がゆのレシピを書きましたが、離乳食に使えるおかゆは市販のものもいろいろあるので、大変な時は無理せずに、市販のものに頼ればいいと思います。
市販のものをいくつかご紹介します。
キユーピー:おかゆ(だし仕立て)
離乳食用に裏ごしされています。かつお節も入っていて、だしが効いていて大人が食べてもおいしく感じます。
毎食続けるにはちょっと割高なので、私は、作る時間や体力気力のない時、外出時、実家に帰った時によく使っていました。
キユーピー:まごころ一膳 富士山の銘水で炊きあげた白がゆ
塩分ゼロの白がゆです。
離乳食として使うこともできます。
が、裏ごしされていないので、粒々が食べられない月齢の赤ちゃんに与える場合は、潰すか裏ごしする必要があります。
大人1食分入っているので、パックを開けたら、赤ちゃんに与える分以外は大人が食べるか、製氷皿に入れて冷凍しておくといいと思います。
味の素KK:おかゆ(白がゆ250g)
こちらも離乳食用ではありませんが、塩分ゼロの白がゆです。
こちらも、粒々が食べられない月齢の赤ちゃんに与える場合は、潰すか裏ごしする必要があります。
アカチャンホンポ:赤ちゃんのおかゆ
こちらは粉末状のおかゆです。
食べる時にお湯で溶いて使います。
作りたい分だけ作れるのがメリットです。
粒がなく均一で、甘みがないので、お米から炊いたおかゆを食べ慣れている赤ちゃんは食べてくれない…なんていうこともあるかもしれません。
和光堂:手作り応援 国産コシヒカリの米がゆ
フリーズドライのおかゆです。
こちらもお湯で溶いて使います。
個包装(2.5g×7袋、5g×10袋)で衛生的です。
保存がきくので、毎日ではないけれど時々使いたい、という場合にとても便利です。
市販のおかゆのご紹介は以上です。
どれも長く保存できるので、非常用に備えておくのもいいと思います。
非常時とは災害時だけではなく、病気で料理できない時、作り置きがない時、時間がない時、作りたくない時も含めて非常時です。
他にも、市販のおかゆはたくさんありますが、白がゆでも塩分が入っているものがあるので、赤ちゃんに与える時はよく確認しましょう。
白がゆ氷まとめ
赤ん坊を保健所の検診に連れて行くと、離乳食の指導があります。
そこで、おかゆの炊き方も説明されますが、寝不足の頭で「赤ん坊が泣いている側で鍋を火にかけられないなぁ」とか「そんなにたくさん作って、余ったのはどうするんだろう」とか思いながら聞いていたのを思い出しました。
「手間をかけるのが愛情」という考えの人もいるかもしれませんが、私は「無理をしないのが一番」と思います。
あんまり頑張ってしまうと、子どもが食べてくれない時に「せっかく頑張って作ったのに」とイライラしてしまうかもしれないですし。
私はおかゆはいつも炊飯器で炊いて、時間のない時や辛い時は、市販のおかゆを食べさせていました。
子どもは何でも喜んで食べていました。
離乳食が進んできたら、これに市販のおかずをかけたり、焼き魚をほぐしたものやかき玉スープをかけたりすると、簡単なうえ、子どももよろこんで食べます。
白がゆの他に、だしを凍らせた「だし氷」や、野菜のすりつぶしやみじん切りを凍らせた「野菜氷」を作っておき、食べる時に一緒に解凍すると、数分でだしと野菜入りのおかゆが作れておすすめです。
冷凍だし「だし氷」のレシピはこちらです↓
参考になればうれしいです。
ではまた。
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