離乳食の味付けはどうしていますか?
塩分は控えて薄味にしなければならない、かといって、全く味つけをしないと赤ちゃんが食べてくれない…。
そんな時は「だし」を効かせるのがおすすめです。
離乳食用のだしも市販されていますが、昆布とかつお節でだしを取って製氷皿で凍らせれば、離乳食に便利な冷凍のだし、名付けて「だし氷」ができます。
この「だし氷」は、使いたい時に使いたい分だけ、ポコンと取り出して解凍するだけですぐにおいしいだしになります。
一度作っておけば、離乳食だけでなく、だし巻き玉子やおひたし等、少しだけだしを使いたい時にも使えて、とても便利です。
今回は、そんなだし氷のレシピをご紹介します。
離乳食に使えるだし氷の材料
(作りやすい分量)
- 水:400ml
- 乾燥昆布:3cm位
- かつお節:ひとつかみ
※だし用のかつお節がない場合は、花がつお5g入りのパック一袋でもOKです。
離乳食に使えるだし氷の作り方
【1】鍋に水と昆布を入れ、昆布が戻るまで置きます。(約1時間)
【2】鍋を火にかけ、沸騰する直前に、昆布を取り出します。
【3】沸騰したら、火を止めて、かつお節を入れます。
【4】1分間ほど待って、かつお節が沈んだら、かつお節を取り出します。
【5】製氷皿に入れて、冷凍庫で凍らせたらできあがり。
離乳食に使えるだし氷のポイント
- かつお節を取り出す時は、もったいないからと言ってギューギュー絞らないようにしましょう。
- だしに水溶き片栗粉でとろみをつけ、あんかけにしても便利です。
- 製氷皿は、離乳食用のものがおすすめです。
普通の製氷皿と違って蓋が付いているので、液体もこぼれず、冷凍庫に重ねて入れることができます。
(上記の材料は、この製氷皿で約2皿分の分量です。)
離乳食に使えるだし氷の使い方
私は、だしと同じように、おかゆや野菜も製氷皿で冷凍しています。
離乳食を作る時は、小鉢に、だし、おかゆ、野菜をお椀にひとかけらずつ入れて、レンジで1分ほど解凍すると、簡単にだしの効いたおいしいおかゆになります。
だし氷と白かゆ氷だけでもおいしい白かゆができます。
だし氷を製氷皿からはずして、ガラス容器などにポコポコ入れておけば、赤ん坊を抱っこしたままでも、片手でおかゆを作れます。
だし氷のバリエーション(中華スープ、コンソメ)のレシピ
今回は昆布とかつお節でだしをとりましたが、中華スープやコンソメも同様に凍らせておくと、バリエーションが増えて便利です。
中華スープのだし氷のレシピ
【1】鶏肉(胸肉、もも肉、手羽、ひき肉、何でもOK)と長ネギの青い部分を鍋に入れ、水を入れて火にかけます。
【2】沸騰したらアクを取り、鶏肉に火が通るまで弱火で煮ます。
【3】鶏肉を取り出したら、中華スープのできあがりです。
鶏肉と水の量は、作りやすい分量でOKです。
中華スープは製氷皿に入れて冷凍し、余ったら塩・胡椒で味を整えて大人が召し上がってください。
鶏肉は別の料理に使ってください。
コンソメのレシピ
肉のコンソメをとるのは本当に大変なので、ここでは野菜のコンソメを作ります。
【1】野菜(人参、玉ねぎ、キャベツ、大根、セロリなど、アクの少ないもの)の薄切りや皮を鍋に入れ、水を入れて火にかけます。
【2】沸騰したらアクを取り、野菜に火が通るまで弱火で煮ます。
【3】野菜を取り出したら、コンソメスープのできあがりです。
野菜と水の量は、作りやすい分量でOKです。
コンソメスープは製氷皿に入れて冷凍し、余ったら大人が召し上がってください。
シチューや味噌汁に使うのもおすすめです。
野菜は別の料理に使ってください。皮だけの場合は食べなくてOKです。
離乳食に使えるだし氷のまとめ
離乳食用のだしは、市販のものも充実していて、粉末タイプのあんかけの素もあるので、だしを取れない時は、それを活用してもいいと思います。
ただし、塩分がある場合もあるので、離乳食に使う時は、必ず確認しましょう。
ではまた。
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