忙しい朝でもパッと作れるフレンチトーストのレシピです。
食パンでもフランスパン(バゲットやバタール)でもおいしく作れます。
トーストでは食が進まない子どもも喜んで食べます。
基本のフレンチトーストの材料(2人分)
- パン:バゲット4分の1本または食パン3枚
- 卵:1個
- 砂糖:大さじ1
- 牛乳:100cc
- バター:20g
- ケーキシロップ(メイプルシロップ、はちみつ等お好みで):適量
- 粉砂糖:あれば適量
基本のフレンチトーストの作り方
【1】バットかボウルに卵、砂糖、牛乳を入れ、泡立て器でよく混ぜます。
【2】パンを好きな大きさに切り、【1】に入れ、パンに卵液が行き渡るように混ぜます。
(卵液がよく染み込んでいるところと白いところとムラがあっても美味しいのですが、均等に行き渡らせたい場合は、手で混ぜてください。)
【3】フライパンを温め、バターを入れて溶かします。
【4】パンを並べて中火で焼きます。焼き色がついたら裏返します。
【5】両面ともよく焼けたら皿に取り出します。(卵液は生の状態ではオレンジ色がかって見えますが、火が通ると黄色くなります。)
【6】お好みでシロップと粉砂糖をかけたらできあがり。
基本のフレンチトーストのポイント
- 冷凍したパンでもそのまま作れます。
- バゲットで作ると、耳は柔らかく、白い部分は弾力があるフレンチトーストになります。
- 自分でナイフを使って食べられない子どもには、パンをサイコロ状に切って焼いてあげるのがおすすめです。
- 個人的に、プリンのような「ふわトロ」系よりもカリカリしたフレンチトーストが好みなので、写真は薄切りのバゲットを使っていますが、「ふわトロ」系にしたい場合は、厚切り(4枚切りかそれ以上の厚さ)の食パンを使ってください。
また、卵液に漬け込む時間を長くしてください。 - 粉砂糖を茶こしでふりかけると、(多少焦げたりしていても)見栄えがよくなります。
基本のフレンチトーストのアレンジ
おやつというよりもはや食事ですが、基本のフレンチトーストのアレンジレシピをご紹介します。
食パンの耳のフレンチトースト
サンドイッチを作った時に、切り落とした耳を使ってもおいしいフレンチトーストができます。
作り方は基本のフレンチトーストと同じですが、耳を一口大に切って、お好み焼きのように丸くまとめて焼くと、ひっくり返しやすく、食べやすくなります。
メイプルシロップと粉砂糖をかけてどうぞ。
クロックムッシュ
砂糖を入れずに作った卵液に、ハムと溶けるスライスチーズを挟んだ食パンを浸けます。
フライパンにバターを溶かし、両面を焼いたらできあがり。
クロックムッシュは、通常、パンを卵液に浸けずにバターで焼きますが、卵液に浸けてもしっとりしておいしいクロックムッシュになります。
クロックマダム
クロックムッシュに目玉焼きを乗せたものがクロックマダムです。
フライパンでクロックムッシュを作ったら、上に生卵の黄身を崩さないように乗せて蓋をし、お好みの硬さの目玉焼きができたら、できあがり。
基本のフレンチトーストのまとめ
子どもの頃、友達の家に遊びに行くと、その子のお母さんがよくおやつにフレンチトーストを作ってくれました。
食パンを縦半分に切ってフライパンで焼いたものがお皿にベロンと乗っていて、砂糖もシロップもかけず、割り箸で食べる素朴なおやつでした。
それが「フレンチトースト」だということがわかったのはずいぶん後になってからですが、食パンが苦手だった私にも美味しく大好きなおやつでした。
フレンチトーストは失敗しないおやつなので、何度か作ってみて、お好みのパンや焼き加減を見つけてください。
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